令和6年能登半島地震から時間が経ち、地域では応急復旧を終え、現在は本格的な復興とまちづくりが進んでいました。
道路・上下水道など、生活に欠かせないインフラは応急復旧が完了し、現在は恒久的な復旧工事が進行しています。
・道路
能越自動車道やのと里山海道では、段差や急カーブの解消が進み、震災前と同程度の走行性が確保されています。大規模崩壊箇所の本復旧は、区間により令和9年〜令和11年頃の完了を見込んでいます。
・上下水道
断水は解消され、分散型給水システムの導入など、災害に強い仕組みづくりが進められています。
最新の公的データや報道によると、奥能登地域の複数自治体で65歳以上が5割を超えていることが確認されています。
・珠洲市:約51〜54%
・能登町:約50〜54%
・穴水町:約49〜52%
・輪島市:約46%
また、地区単位で見ると、65歳以上が5割を超える地区が全体の約半数に達しており、震災後の人口流出が高齢化はさらに進行しているとみられています。
復興と地域の魅力発信を目的に、観光分野では新しい取り組みが広がっています。
・のと里山空港 × ポケモン
世界で初めて「ポケモン」を冠した空港として、のと里山空港が「のと里山ポケモン・ウィズ・ユー空港」としてリニューアル。
空港内には大型ピカチュウの装飾が施され、能登の復興を応援する象徴的なスポットとなっています。
・観光再生の取り組み
国や県は「能登半島絶景海道」構想を掲げ、体験型観光プログラムの造成、風景街道の整備を行い国内外からの来訪者増加を目指しています。
観光は地域の経済を支える重要な柱であり、復興と同時に「新しい能登の魅力づくり」が進んでいます。
能登半島は、応急復旧を終え、今まさに「本格復興」と「新しい地域づくり」の段階に入っています。
ですが、一歩奥に進むとまだまだ災害の傷跡は残っており非常に心が痛む状態です。
加えて、高齢化や人口流出といった課題も大きく、観光や交流人口の拡大が地域再生の大きなカギになっていると感じました。
今回のポケモンとの連携をはじめ、能登の魅力を発信する取り組みは着実に広がっており、復興と新しい一歩を着実に歩んでいます。
【参考資料】
・国土交通省「令和6年能登半島地震からの復旧・復興に向けた取組」
・総務省統計局「国勢調査(2020年)市町村別人口構成」
・石川県「能登半島地震 復旧・復興情報」
・のと里山空港「のと里山ポケモン・ウィズ・ユー空港」
・観光庁「観光による地域復興支援」
【写真出典】
・国土交通省 報道発表資料
・石川県公式サイト
・のと里山空港公式サイト
・石川県観光連盟(いしかわ観光情報)